House of plant

2019年末に会社勤めを辞めたため、今回の外出自粛への適応は早かったです。

子供の学習支援事業について

2020年は気になったことに挑戦する充電イヤーでした。前から気になっていた講師の仕事に半年チャレンジしてみたので、その中で携わった「学習支援事業」について書いてみます。

塾講師の仕事だと進学系の塾で行われているクラス形式だったり、個別にわからないところをサポートする塾の形式かな、といったイメージで仕事を探し始めました。大体こういうのは自分の経験からしか想像出来ないので、その時は公的サポートとして運営されている学習支援事業については全く知りませんでした。

学習支援事業について

生活保護に至る前の自立支援策の強化等を目的として生活困窮者自立支援制度が平成27年に開始されました。その中の任意事業として将来の自立した社会生活を営むための子供の学習支援があります。区や市が事業主体となり支援を行うため、事業主体毎に委託先を選んでいるようです。

主な対象者は「現在生活保護を受給していないが、生活保護に至る可能性のある者で、自立が認められる者」とのことで、貧困、富裕の連鎖を止めるために「学習機会」の提供が有効であるという説に基づいて運営されています。

貧困の連鎖、富裕の連鎖

自分で体感している現実でも「富裕の連鎖」は起こっていると思います。とある大手外資系企業の日本支店の新入社員はほぼ全員英語と日本語がネイティブ。多いのがインターナショナルスクール出身者と親の駐在に帯同して日本に帰ってきた方々でしょうか。今の日本の状況だと、英語が問題なく喋れるとそれだけで高校、大学の入試、就職まである程度保証されている気がします。

現場の印象

学習支援制度に携わって直接中学生、高校生と話してみると多くの子が素直でした。まだ世の中の格差というものに深く触れていないので、何が格差なのかわかっておらず、「貧富の連鎖」を防ぐために「学習」の図式を説明するのは現実的ではない感じを受けました。それよりは、自分の好きなこと、やりたいことを発見する手助けをして、その目標に到達するための方法を親身になって考えてあげた方が中高生の反応が良かったのを覚えています。